スクフェスACHMメモリアルアーカイブ画質ガビガビ問題

左がブックレットの印刷 右は比較用に並べたクリアファイル

久々にひどい買い物をした。

昨年、アーケードゲームである「ラブライブ!スクールアイドルフェスティバル 〜After School Activity〜 (以下、スクフェスAC)」をPS4へ移植した「スクフェスAC わいわい! Home Meeting!!(以下、スクフェスACHM)」の発売が発表された。この発表に合わせてゲームベンダーであるスクエアエニックス(以下、スクエニ)からは「メモリアルスペシャルパック」と題し、スクエニのストア限定・受注生産でDLC付きブックレットの予約の受付を開始。商品の内容としてはスクフェスACで使用されたオリジナル版権イラストのいわゆる「画集」とゲームで使えるDLCのコンテンツなどがセットというもので、値段は堂々の8,778円。しかもμ's版とAqours版で別なので2つ合わせると17,556円もするという仕様だ。

これはスクフェスACHMの登場告知とほぼ同時期に長らく稼働していたスクフェスACの稼働終了予定も発表されていたため、まさにスクフェスACの記念の品としてふさわしいものとして謳われており、ウェブサイトには以下のように記されている。

ストア限定受注生産!オリジナルイラストが詰まった超豪華ブックレット

自分は特段スクフェスACをやり込んでいたわけではなかったが、版権絵の画集がほしかったので Aqours 版のみを購入した。

ゲームの配信日当日、ブックレットの実物が届いてわくわくしながらブックレットを開くと上記の画像のものだったわけだ。

ブックレットのサイズはA4でこれに合わせるために無理やり引き伸ばされており、それはいわゆるニアレストネイバー法と呼ばれる画素補間方法で端的に言うとモザイクがかかっているように見える状態であった。私もいくつか「画集」というものを所持しているが、それらの品質を考えるとこれは普通に「印刷ミス」という他ない状態なのだが、冒頭に登場する一部版権絵については普通の画質で印刷されていたり、イラストを縁取っている装飾に関しても何も問題が無いのでデータのレベルでなにかあったことが疑える。

スクフェス(スマホ版)の画集と並べた画像(クリックで拡大)

この品質で9,000円である。DLCコンテンツ付きなのでコンテンツ購入にかかる費用の約3,000円を引くと実質6,000円と考えてもひどすぎやしないか。

Twitterで検索してみると他にも同じ不満を持っている方も居る事がわかり、製品自体の問題であるということはわかった。しかし万が一にも印刷ミスの可能性があるので、一応発行元であるスクエニに問い合わせると数日後に以下のような内容が返ってきた。

曰く「商品の仕様」らしい

なんかまあ全然良い意味じゃない方の期待通りの回答なのだが、これは製品の仕様ということで押し切るつもりらしい。たしかにアーケードで印刷されるカードは名刺サイズなのでこの解像度でも足りると思うが、それをわざわざA4サイズに無理やり引き伸ばしてまで印刷する意味よ。

でも寛大な僕は「あぁ、じゃあこの製品仕様がどこかに書いてあったのかも」と思い、追加で「その仕様はどこに書いてましたか?」と問い合わせてみた。

どこにも書いてないんですか そうですか

今回の製品はインターネットでの受注販売しかしておらず、しかも発売前に予約が締め切られているため、ブックレットの印刷品質については一般的な画集と同等ものであると期待するしか無く、もし事前にこの品質であるということがわかる内容が表示されていれば、自分はこの値段とは釣り合わないと判断して買うことはなかっただろう。いわば後出しジャンケンで粗末な品が届いたということになる。最悪である。

一時は返品も考えたが、返品すると今度は何も手元に残らないし、それはそれで嫌だなと思っているのでやめた(低解像度でも返品しなければ残るものは残る)。

一番いいのは高解像度版に印刷し直したものに交換してくれることだが、どう考えても採算が合わないのであまり期待しないほうがいいのかもしれない。いや、どう考えても悪いのはスクエニなので赤字を出してでも出し直せという感情は残るが。

ともあれスクフェスACHM自体はいいゲームなので、みなさんやってください。