デリバリーサービスが日本でも割と一般的になってきたが、ついに沼津市でも3月下旬にUber Eatsのサービスが開始された。

つまりこれからは Uber Eats でデリバリーを注文することができるということでもあるが、それと同時に配達もできるようになるということである。前々から配達員がどういうものなのか興味があったので、早速所有しているクロスカブ110を配達車として登録し、配達員として動いてみることにした。

配達員1日目 沼津市

この日は一日中雨の予報だったのだが午前中の天気は持ちそうだったので、おもむろに準備して配車アプリを立ち上げる。Uber Eatsの配達員は Uberの配車アプリを立ち上げておくと、配送のリクエストが送られてくる。送られてきたリクエストを受理すると、商品の受け取り・配送の内容が表示され、必要であればGoogleマップによるナビを起動させて場所へ向かうようになっている。初めてでもスマホをそれなりに扱える人であれば難なく理解することができるようになっている。流石Uberは長年配車・配送に従事しているだけあり、アプリがよくできているように感じた。

配達の注文は意外と多く、配達が終わると同時にまた次の注文が来ると行った状況で、意外と活用されているように感じた。またこの日の配送はほぼ全てがファストフードやチェーン店で、個人店の商品は取り扱わなかった。そもそも沼津市エリアにそういった店舗の登録自体が少ないというのもあるのかもしれない。しかしせっかく沼津市で配達するのであれば個人店の応援をしたいなと思うのは依怙贔屓すぎるだろうか。

配送しながら痛感したのは、沼津市では昔からよく言われてる「鉄道が地上駅なので南北に街が分断されている」という点で、北と南を通り抜けるための道は大体混雑していて大変だった。配達リクエストが駅の北→南→北と続いたときは都度ガードを通り抜けねばならず、移動にも時間がかかるしで待たせている感が非常に申し訳無さがある。今回自分はバイクなのでまだよかったほうで自転車だとガード下は自転車を降りて通らねばならず、余計に苦労しそうだなと思った。

そんなこんなでこの日は5件のリクエストをこなした。動いた時間は2時間ほどで報酬は2,500円ぐらい。何故かはわからないがチップを貰えた率が高かった。あと4件目ぐらいまでは小雨だったのでレインウェアを着て凌いでいたのだが、最後の配送リクエストを受けた直後の12時ぐらいから本降りになってしまい、かなり精神的にやられながらなんとか配送を終えて帰宅してシャワーを浴びた。

配達員2日目 三島市

2日目、沼津市で配車アプリを立ち上げていたにもかかわらず、三島市の配達リクエストが届く。あまり良く見ずにリクエストを受理してしまったので「さてどこに行けばいいのかな」と思ってGoogleマップをみると三島市の店舗だった。

沼津市と三島市は距離的には近いのだが、直接連絡する道路が軒並み国道1号線で分断されていて行き来がしづらく、道幅も細く常に混雑している印象があるため、個人的によほどの用事がない限り向かうことはないため、土地勘がない場所である。

それでもまあなんとかGoogleマップを使って配達を進めていたが途中ピンを建てる場所を間違えられたり、新興住宅地なのでマップになかったりとGoogleマップに泣かされることも少なくはなかった。


左がブックレットの印刷 右は比較用に並べたクリアファイル

久々にひどい買い物をした。

事のあらまし

昨年、アーケードゲームである「ラブライブ!スクールアイドルフェスティバル 〜After School Activity〜 (以下、スクフェスAC)」をPS4へ移植した「スクフェスAC わいわい! Home Meeting!!(以下、スクフェスACHM)」の発売が発表された。この発表に合わせてゲームベンダーであるスクエアエニックス(以下、スクエニ)からは「メモリアルスペシャルパック」と題し、スクエニのストア限定・受注生産でDLC付きブックレットの予約の受付を開始。商品の内容としてはスクフェスACで使用されたオリジナル版権イラストのいわゆる「画集」とゲームで使えるDLCのコンテンツなどがセットというもので、値段は堂々の8,778円。しかもμ's版とAqours版で別なので2つ合わせると17,556円もするという仕様だ。

これはスクフェスACHMの登場告知とほぼ同時期に長らく稼働していたスクフェスACの稼働終了予定も発表されていたため、まさにスクフェスACの記念の品としてふさわしいものとして謳われており、ウェブサイトには以下のように記されている。

ストア限定受注生産!オリジナルイラストが詰まった超豪華ブックレット

実際届いたものは画集というものの期待を裏切る品質だった

ゲームの配信日当日、ブックレットの実物が届いてわくわくしながらブックレットを開くと上記の画像のものだったわけだ。

ブックレットのサイズはA4でこれに合わせるために無理やり引き伸ばされており、それはいわゆるニアレストネイバー法と呼ばれる画素補間方法で端的に言うとモザイクがかかっているように見える状態であった。私もいくつか「画集」というものを所持しているが、それらの品質を考えるとこれは普通に「印刷ミス」という他ない状態なのだが、冒頭に登場する一部版権絵については普通の画質で印刷されていたり、イラストを縁取っている装飾に関しても何も問題が無いのでデータのレベルでなにかあったことが疑える。


昨日、初日の出とともに沼津に現れ、たった2日で姿をくらました「ラブライバー抗体検査センター(以下、抗体検査センター)」に関する記事を公開した。それから一夜明け、店先に出店されていたダイヤコーヒー(1/1)と千本一(1/2)の双方から今回の件に関する説明がツイートされたことと、昨日から色々調べてわかったこともあるので、まとめる。

ダイヤコーヒーの説明

昨日記事を公開した時点ではダイヤコーヒー側がそもそもこの「ラブライバー抗体検査センター」の出店を把握しているのか怪しかったのであえて店名を出さなかったが、こちらは1/1に出店されていた店側の説明。

本年元日、「店先を利用したい」「歩道の使用許可は得ている」との事で申し出当初の銘と異なる抗体センターを銘を打ちます方へ店先の利用をマスターが許可しました。

しかし版権に対します2次的イラストの使用と金銭的やり取りをしているとお客様方々から連絡を受けまして撤収していただく様マスターへ私が連絡を入れました。

当店とは関わりがないと当人たちは張り紙をしていたようですが、午後には撤収を済ませていただきました。

今後このようなことが怒らない様、再発防止に努めてまいります。

また皆様の当店を想い大切にされている事をマスターと共有し、今後とも皆様をお迎えできたらと思っております。

皆様のご理解ご協力、誠に有難う御座います。

説明文中にある店との関わりがないという張り紙があったということも事実であることが当日の画像から判別できるものの、机の上に置かれているだけであるし、そもそも店の名前は「ダイヤコーヒー」で、露店の前にデカデカと掲げられたポスターに描かれたキャラクターも「黒澤ダイヤ」であることから、まあ通りがかりにみたら関係ないと認識できないだろうなとは思う。

当日の机の上が写っている写真(矢印は筆者が加工)

そしてここでひどいのが抗体検査センター側は1/1の時点で既に店側から撤収を命じられていることである。何故撤収しなければならなくなったのか当人たちは理解できなかったのだろうか。

千本一側の説明

こちらは1/2〜1/3で抗体検査センターにイベントスペースを貸し出す予定だった千本一側の説明。1日目の1/2に抗体検査センター側に撤収を命じている。何故かツイートがスレッド形式じゃなくて引用ツイートで連投しているので参照性が悪すぎるので、先頭のツイートを埋め込んで残りは各ツイートからの引用(各文章ごとにリンクを記載)。

当店ではイベントスペースの貸出を行っていますが、昨年末に「ウイルス抗体検査センター」を名乗る方から利用申込をいただきました。 料金前払いで利用をはじめられたのですが、フォロワーさんから連絡を受けて初めて知った女将さんが、緊急連絡を下さり、[1]

「ダイヤさんの肖像を利用されているようだけど承認を得ているか確認してもらいたい」旨、指示がありました。利用者に確認したところ、「ファンが描いた絵を使っている。親しみやすいから」と説明がありました。[2]

それでは「公式コラボ店としての活動かと、誤解されるおそれがあるのでラブライブ!関連のものは撤去するように」お願いしたら、素直に順ってくれました。[3]

しかし、その後、ツイッターで、当店に申し込みした名称とは違う「ラブライブバー抗体検査センター」なる名称の使用があることがわかり、ファンの皆さまや関係者に誤解を与えるプロフィールと発信をしていることが判明しました。加えて、保健所許可や医療行為としても、[4]

非合法ではないようだけど、グレイな立ち位置で活動していることが明らかになりましたので、撤収をお願いし、翌日予定されていたスペース利用もお断りしました。 今後は、イベント利用者への事前聞き込みを徹底し再発防止に努めます。[5]

気づかって連絡を下さったり、アドバイスを下さった皆さまに心より御礼申し上げます。 恐懼謹白 店主 [6]

千本一はラブライブ!の公式コラボ丼も提供しており、さらに店全体として黒澤ダイヤ推しでやっているところなので、そこに黒澤ダイヤのイラストが掲出された露店が出ていると、店側の営業活動と混同される恐れは十分にあるものであり、掲出をやめるように指示するのは当然のことである。また一時的にラブライブ!関連の掲出をやめていたらしいというのも説明文から伺えるが、最終的にやっている検査行為自体がそもそもどうなんだという話に発展し、抗体検査センター側に撤収を命じている。

抗体検査センターの出店を許可した店は今回の件の被害者である

今回両店が行った説明から流れを伺うと、当初「抗体検査センター」という名称を用いて接触し、「ラブライバー」やラブライブ!のコンテンツを使うことを店側に説明しておらず、店側も当日まで把握できなかったということである。確かに最初から「ラブライバー抗体検査センター」と名乗る団体がいきなり店前のスペースを貸してくれと言われれば流石に貸し出すことは無さそうだが、「抗体検査センター」と言われると真っ当な組織っぽさがあり、なおかつ公的なイベントスペースとは違って個人商店の敷地を貸し出すだけなので貸し出し相手の調査や審査なども行うこともないだろう。今回はそういった相手の信用に対する審査が甘いところに漬け込んで起きた事件で、店側にはほとんど非はないだろう。実際今回両者とも事が分かった時点で店側は撤収を命じている。

抗体検査センターの関係者A氏について

昨日公開した記事で抗体検査センターの関係者は少なくとも2名おり、そのうちの一人がビジネス的なアドバイザーではないかという仮説を紹介した。しかしその後このビジネスアドバイザー(以下、A氏)のインターネット上での活動を追いかけていると、どうやら氏はこのセンターのアドバイザーという立ち位置ではなさそうということが分かってきたので記す。

A氏が普段どういった活動をしているのかは一言では説明しづらいのだが、主にセミナーの主催やアニメコミュニティの運営者として活動していることを公言していて、今回の「ラブライバー抗体検査センター」の運営に携わっていた。Twitter アカウントが存在し、抗体検査センターの Twitter アカウント(@nmz_koutaikensa) がツイートにつけていた「#沼津かがやかせプロジェクト」のハッシュタグをつけたツイートした最初の人物である。なおこのハッシュタグは抗体検査センターの登場以前は存在していないものだった。

また出店初日の1月1日には抗体検査センターによる出店情報のツイートを引用RTして「一緒にがんばっているよ」という旨のツイートを行っている(現在は関連のツイートを全て削除済み)。


1月1日から2日にかけて沼津に「ラブライバー抗体検査センター」というものが出没していたらしい。名前だけ見るとラブライバーになっているかどうかを検査するための施設に聞こえるが、あくまでCOVID-19(新型コロナウイルス)の抗体検査ができるらしい。沼津ということでラブライブ!サンシャイン!!の聖地巡礼に来た観光客をターゲットにするために「ラブライバー」と冠した結果のようだ。

登場当時はTwitterアカウントまで存在していたのだが、2日の16時頃には既に消されている。

https://twitter.com/nmz_koutaikensa (跡地)

民間の検査という発想自体は、都内でもいくつかできている「保険適用はされないけど私費でPCR/抗体検査ができる場所」みたいな場所のノリっぽいのだが、色々とひどい点があるのでいくつか紹介しよう。

吹きさらしの検査場

まず出店形式についてだが「露店」で特にテントも何もない吹きさらしである。まあ風通しがいいことはいいのだが、こんな場所で医療検査をしろと…?しかも1月1日に満を持して初出店した場所は年末年始で休業していて誰も来ないであろう店の前。商売が下手すぎる。

縮小・画像の一部を筆者が加工

さらに上記の画像は例のアカウントが一番最初にツイートしていたものだが、露店の営業者と思わしき顔にはマスクはしているものの鼻を出しており、検査場あるまじき不衛生さである。自分なら間違いなく利用したくないね。

あと憶測ではあるが、写真にある後ろの店の出入り口の位置からして店の駐車場ではなく公道の歩道上でやっていた可能性が高い。この場所で露店を開くには道路占用使用許可が必要で、営業中は許可証を掲出する必要があるはずだが、そもそも取っているかは怪しい。またこの露店の後ろの店のTwitter担当の人もこの件に関しては何もツイートしておらず、そもそもお店に許可をもらっているのかも怪しい気がする。

検査費用と検査キットについて

次に抗体検査の費用と使っている検査キットについて。


2019年、いよいよ年の瀬も迫ってきてますが、12月21日というのはNapple Teamを立ち上げた日でありまして、今日で2周年を迎えることができました。日頃応援していただいる皆様には感謝を申し上げるとともに、今後とも末永いご声援のほどよろしくお願い申し上げたいのですが…!

Napple Team の2年間

実を言うとこの2年間、我々Napple Teamは「Napple Team」としてのアウトプットがあまりにも少なく、これについて今更ですが猛省していたりします。ほんの少しだけ弁明(という名の言い訳)をさせてもらうと、実は裏でいくつかの企画の準備は進行していたのですが、それらはほぼ自然消滅という形になってしまっており、結果としてアウトプットがほとんどないという状態です。これらは単純に僕の意志の弱さがあってのお流れだったので、巻き込んでしまっていた皆さんには大変申し訳無いと思っています。

というわけでこの2年間のNapple Teamは、沼津に行くかSlackで雑談してるかぐらいしかやってなかったという状態なので「いい加減どうにかしないといけないよな」という意識が湧いてきました。

やっていき2020プロジェクト

突然ですがこれから3年目をやっていくにあたり、Napple Teamとはなにか、どんなチームであるべきなのかを考えるべく、3年目にちなんで3つの目標を1年間かけてやっていくことにします。

1. Podcast 配信「Nappleさん家」

Napple TeamのメンバーがパーソナリティとなりPodcast番組の配信を行います。これは先日試験回の第0回を配信して、今日第1回を公開しています。

今後も月1回程度を目標に続けられる限り続けていくつもりです。試行錯誤の段階だったり、僕が喋り慣れていないのもあって拙いのですが、聞いてて楽しいと思っていただけるようにお届けする側としてできる限りの努力はしていくつもりですので、その成長も楽しんでいただければなと思います。

2. 継続的な情報発信

今後、Napple TeamのMediumやチームメンバーのブログ等で技術的な学びなどの発信をしていくことを目標にします。今までのような「Napple Teamの内輪で楽しんで終わり」ではなく、その経験を生かして外への影響も与えていける組織になりたいと思ったからです。

ちまちまとモノを作ったりしたものをどこかでお見せしたりする機会があると思いますので、よろしくおねがいします。

3. 大型プロジェクト

これはまだ情報が解禁できませんが、大型プロジェクトへの参加を企画しています。Napple Teamとしては史上最大のプロジェクトになるものです。2020年の春頃にどこかで第一報をお知らせできるかもと思っていますのでお楽しみに。

まとめ

時が経つのは速いもので何もしなくても2年という月日はあっという間に過ぎ去ってしまうということがわかり、本当に意識して生きていかないとやばいんだなということを痛感する期間だったと思います。これから3年目に向けて、やっていくぞ!


これは らりょす Advent Calendar 2019 7日目の記事です。

どうもじゅりあんです。最近気を抜くと動画ばっかり見ています。面白い動画は何度見ても面白いですね。というわけで最近見ている動画をらりょすに紹介しようと思います。

相席食堂

毎回ある芸能人が旅ロケを行い(どちらかというと旅ロケに慣れていない芸能人が呼ばれる)、それをスタジオで千鳥の2人が見てツッコむというもの。千鳥ならではの「たとえツッコミ」が炸裂しており、おもしろいです。大阪に住んでいたときにはテレビで録画していたのですが、東京ではめちゃくちゃ遅れて放送されているので、最新作を見たいときはTVerを使うとよいです。あと放送開始当初のほう(ナイトinナイト以前)の作品はAmazon Prime Videoでも見ることができます

千鳥、個人的に同じ岡山出身なので馴染みが深いのと(小中学生の頃からよく岡山の民放番組でみていた)、岡山弁に安心感があります。

オモコロチャンネル

オモコロを運営するBHB(バーグハンバーグバーグ)の動画チャンネル。毎週火・金あたりに更新されます。ちょっと前までオモコロは敬遠していた節がありましたが、ライター(社員)陣の年齢が上がってきて、オモロの角が取れてかなりマイルドになったなという感じがします。特にオモコロの「嵐」と呼ばれる5人(永田、原宿、加藤、ARuFa、ダ・ヴィンチ・恐山)の回はハズレ無し。というか全部普通に面白いし編集もちょうどよいです。僕は原宿さん推しです。

たけちよ倶楽部

交通系YouTuberは数多く居ますが、JR禁止東海道の旅で一躍有名YouTuberになったたけちよ倶楽部。喋りが独特で、すぐに何でも思ったことをコメントとして独り言のようにしゃべっています。まあそのコメントから知的な感じがあり見てて飽きないです。個人的にはスーパーカブガス欠チャレンジが一番すきですが、最新作の「ディーゼル旅」では房総半島の強風で傘を壊しまくる姿でめちゃくちゃ笑いました。

以上じゅりあんが最近見ている動画でした。普段らりょすがどんな動画見てるのかも教えて下さい。


同人誌をよく買う。

基本的に二次創作をしている人は尊敬するし応援はしているのだけど、自分の好きなクリエイターのTwitterをフォローして交流とかまではする勇気がない。自分がそれにふさわしいと思わないから。なんなら気に入ったイラストが流れてきてもふぁぼ(死語)すらしない。極稀に、最高に感動してどうしようもなくなったときとかに、匿名でメッセージが送ることができれば感想を送ることがある。それぐらい。

つい先日、久々に同人イベントに参加した。サークルスペースに行くということは、尊敬しているクリエイターが目の前にいる状態になるわけなので、最初は「応援してます!」とか「○○の作品が好きなんです!」とか伝えようかと思ったのだけど、相手から見たら自分はTwitterフォローもしてない得体のしれない奴なわけで。そんな奴から応援してますなんて言ってもなんだかなあと思い、結局「新刊、1冊ください」ぐらいしか言葉を発しなかった。

でもまあその人が作った同人誌を買ったということだけで応援しているということは伝わるんじゃないかなと思ったし、今どき匿名で応援メッセージを送れるサービスをやっている人も多いので、伝えたいときに伝えられる。

なんだかんだでやっぱりこの世界では「自分は名無しでいい」と、そう思った。


いま、僕の実家にはリトルカブというスーパーカブの親戚みたいなやつが居る。

僕の実家は周りを田畑に囲まれたTHE・田舎で、帰省したときにスーパーやコンビニに行くための交通手段といえば、親のお下がりとして自分が学生時代に乗っていた軽四自動車だった。しかし就職して実家を離れてからは誰もその軽四に乗る人がおらず(バッテリーあがりを避けるためにたまに父親が乗ってくれていたらしい)、保険や車検による維持費だけがかかり続けるという状態だった。この車ももう買ってから10年ぐらい経ったものだったので、二束三文で適当に売り払うか廃車にするしかないかなと考えていると、ちょうど従兄に子供ができて出かけ用に使うための車を探しているらしかったので譲ることになったのである。

軽四を譲ったことにより、当然実家で使える車は1台減ることになる。これが結構問題だったのだ。

軽四を譲ってから1ヶ月後ぐらいに帰省したとき、親が車で仕事や買い物に行ってしまい、家に自分一人になった。そのとき初めて自分の移動手段がないことに気づいたのだ。最初にも書いたが実家は田舎なので、一番近くにあるコンビニに行こうにも徒歩で片道15分という不便極まりない状態なのだが、仕方なくまだ寒さ残る3月に歩いてコンビニに行ったが、周りは田んぼで風を遮るものはなく、終始冷たい風に当てられながら買い物に行ったらどうなるかはだいたい想像が着くだろう。

それから数週間ほどあと、僕の友人と会ったときに「学校を卒業して就職で県外に行ってしまったので、通学で使っていたカブが彼の実家で余っている」という話を聞きつけた。まさに渡りに船である。二輪車を冬に運転するのは寒いだろうが、ひたすら寒空のもとあるき続けるよりはいいだろう。なによりこれから春である。寒さ対策は冬がやってくる数カ月後に考えればよいのだ。などと御託を並べて言い訳をした結果、買い取ることになったのがこのリトルカブだ。

とまあ最初はあまり何も考えず、単なる交通手段として買ったカブだったのだが、これがカブというものに惚れ込むことになろうとは思っても見なかった。

僕がカブを運転するにあたって一つだけ問題があった。普通免許は持っているが、合宿免許だったので原付教習はふわっと流される形で実際に運転したことはない。つまり僕にとってエンジン付きの二輪車の運転はこれが初めてだったことだ。

危惧していた自体は的中した。いざ運転してみると、これがなかなか難しい。4輪は一応MTを持っているが、免許をとってからATしか乗ってなかったのでギアの使い方も忘れてしまっていたので、最初はギア変速をスロットル回しながらやってしまってつんのめったり、とっさにブレーキをかけようとしたときに前輪だけブレーキをかけてしまってスリップさせてしまったりで、一度乗るとヘトヘトになっていたのだが、コンビニや買い物でカブを使ったときのついでに無意味に町内をぐるぐるとドライブすることで、ようやくカブの運転に慣れることができた。

そして最近感じたこととしては「カブは完全なる機能美」ということである。

カブはMTなのでいちいち変速しなければならず、ATのスクータに比べればめちゃめちゃ面倒だし、見た目もビーノみたいにおしゃれでもなければモンキーみたいなかっこよさとも少し違う。

だけどもスーパーカブには日本で生きていくために必要なものが全部「ある」のだ。

アホみたいにトルクが強くて普段使わない1速とか、決して使いやすいとは言えないヘルメットホルダーとか、パンクしたら自転車屋で修理できてしまうことだとか。これらはすべて「仕事道具」としてスーパーカブを必要とする人たちに応えた結果だ。最初の写真なんかはホームセンターで買ったなんてことない収納用ボックスを後部に取り付けただけだが「あぁ…こういうカブ、田んぼの横で停まってるな」という雰囲気がある。カブはまさに日本の風景なのだ。ここまで強く日本に根付いているバイクなんてカブ以外ないだろう。

あと地味に嬉しかったこととして、父親も結構ノリノリで整備とかしてくれることだ。

僕が実家に居ない時なんかも町内会の用事とかで近くに移動するときにはカブに乗っているようだし、暇さえあれば洗車をしてピカピカにしている。僕が後部にボックスを取り付けた時なんかも、最初は取り付け方が甘く若干グラついていたのだが、ホームセンターでなにやら別の部品を買ってきて、しっかり固定しながらも簡単に脱着できるように改良したりと、父親自身もカブを使うことを結構楽しんでくれているっぽいのだ。

これからなかなか帰省することもできない距離で、若干心配していたのだけども、こういった楽しみを見つけてくれることは、不安を拭うことにもつながっている。

リトルカブを買った最初は、僕だけが恩恵に預かるものかと思っていたが、結果として実家の家族全体にいい効果を生み出していて、これからも彼の活躍には期待したいところだ。

というわけでリトルカブよ、ありがとう。次の帰省したらオイル交換してやるからな。


今日、Napple Teamのウェブサイトをオープンした。

「Napple Team」は私が学生時代に部活でよく関わっていた3人がメインメンバーのサークルである。もともとこの3人は部活の年長者であったにもかかわらず、後輩が部長になった部活動の運営などに度々文句を言う「老害」であったので、その頃流行っていたネットスラングをもじって「老害3人衆」などと自称していた。しかし私が卒業してから部外者になってしまったので、その名称が使えなくなってしまってい、それから1年ぐらいは某SFマンガに出てくる架空の企業名などを名乗っていたりした。しかしその名称が商標登録されている面から公に名乗るわけにもいかず、うやむやにしていたのだが、来年にはメンバーらりょすの卒業なども控え、そろそろ何かしらの組織としてのちゃんとした名称があったほうがいいなと思い、今回「Napple Team」という名前の組織を立ち上げることになった。

Napple という名称について

実を言うと私が「Napple」というグループ名を使うのは今回がはじめてではない。もともと Napple という名称を使っていたのは、私が学生時代に動画作品を作っていたチーム「Studio NAPPLE」である。そこではアニメーション作品から学校の紹介動画まで、様々な動画作品をつくっていた。しかしStudio NAPPLEとNapple Teamのメンバーは私以外は全く違っていることに注意されたい。ブランディングデザインやロゴリソースはほぼ同じものを使っているが、両者は異なる組織であるし、いまのところこの2つを統合する予定もない。いわば畑違いの系列企業的な関係(ヤマハとヤマハ発動機的なやつ)である。

Napple Team が目指すもの

グループの理念についてはウェブサイトに実にエモーショナルな文章が書いてあるのでぜひ確認してほしい。

企業には、できないことをやろう。そこにあるのは「楽しい」だから。

2017.12.21 Julian Hartmann @ Napple Team

windyakin (Takuto Kanzaki)

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